■家庭で出来る冬の省エネ対策
家庭からのCO2排出源は車、給湯、暖房が多くの排出割合をしめています。


冬の節電は、夏のようなピークカットだけではなく、二酸化炭素の排出量も抑えるためにトータルカットを同時に心掛けなければなりません。


@家庭の暖房から出るCO2排出量は、冷房よりはるかに多い!
日本の家庭のCO2排出量は、年間を通してみると冷房よりも暖房の方がはるかに多いという特徴があります。



まずは、その「暖房」の見直しです。
意外に思われるかもしれませんが、同じ部屋を暖める場合、エアコンと石油ストーブ、ガスストーブを比べると、エアコンが一番効率的で、省エネになります。
これは、エアコンが「ヒートポンプ」機能を働かせているためで、電気が持っているエネルギーの3~7倍の熱を部屋に供給出来るためです。


そこで、メインの暖房をエアコンにした上で設定定温度を低めにし、部分暖房のコタツや電気カーペット、ストーブ、ファンヒーター、ひざかけ、湯たんぽなどをピンポイントで併用するのがお薦めです。


A体感温度をうまく利用する!
寒さを感じる感覚(体感温度)の事を「温冷感」といいます。
それを決める要因として、「気温」、「湿度」、「風速」、「放射温度」、「活動量」、「着衣量」があげられますが、中でも「湿度」によって、人は快適か不快かを強く感じます。
心地よい組合せは、夏は「低湿」。冬は「多湿」とされています。
暖房時には、設定温度を低めにした省エネ運転でも、湿度を高くすれば、快適さが得られます。



そこで、室内に洗濯物を干したり、加湿器などを併用する事で、室温が低めでも快適に過ごせます。
但し、加湿器は意外に使用電力が大きいものもあるので注意が必要です。
できるだけ電気を使わないでも加湿出来る方法を考えましょう。

また、夏の冷房と同じく、扇風機と併用することで、天井付近に溜まった暖かい空気を再利用できるのでエアコンの節電に繋がります。
扇風機の消費電力は30W程度なので、それによる電力消費はわずかです。




B暖房の効率を高めるには、部屋の断熱性能を高める!
温かい空気の約5割は窓から、約2割は外壁から、約1割は床から逃げます。

そこで、カーテンを厚手のものに替え、床との隙間がないよう長さを調整します。
最近は、ホームセンターなどで簡易型の断熱シートを販売していますので、購入して窓ガラスに貼るのもお薦めです。
その他の例として、断熱シートを電気カーペットや、コタツの下敷きの下に敷いたり、就寝時、布団の下に敷くのも効果があります。

その他、雨戸やブラインドを閉めたり、お金はかかりますが、二重ガラスや二重窓にするのも効果的です。
キッチンとリビングが一つになっているなど、カーテンなどで仕切り、暖房面積を小さくすれば、省エネ・節電になります。


C電化製品の節電対策!



Dライフスタイルを変えて節電対策!
まずは、家庭でも「ウォームビズ」を心掛けましょう。
カーディガン1枚重ね着するだけで、室温を2.2度上げるのと同じです。
また、同じ重ね着でも、厚手のセーター1枚より、薄手のシャツやカットソーを2枚重ねる方が、衣類の間に空気の層が出来るので効果的です。
冬を暖かく過ごすには、首、肩、腰、手首、手のひら、足首、足裏に工夫をして熱を逃がさないことでより暖かく過ごすことができます。
そして、家族で居間など、一つの部屋で過ごせば、各部屋の暖房を使わずに済み、エアコンの暖房だけでなく照明やテレビなどの節電に大きく貢献出来ます。



就寝に関しては、まず、冬は早めに就寝につくよう心がけ、寝る前に風呂に入りましょう。
足元には湯たんぽ、襟元や肩を覆うようなケープ、襟元カバーを、敷物には保温 効果のあるシートと一緒になったものなどを利用することで電気を使用せずに暖かく就寝できます。
「電気あんか」や「湯たんぽ」などの利用も「電気掛敷毛布」よりは使用電力は少なくてすみます。


E根野菜など、身体の暖まる食材を選んで食べましょう!

この冬、節電と二酸化炭素排出量の削減にご協力、宜しくお願い致します。

※データは、全国地球温暖化防止活動推進センター、東京大学の資料を引用させていただきました。

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