■夏の節電大作戦
近年家庭でできる節電への意識が高まっていますが、ここでは具体的に夏にできる取組をご紹介しています。
★夏の節電対策ビデオ(音声が入っています!)約10分
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STEP1 エアコン編


夏の平日のピーク(午後2時頃)の電力消費量の50%は、エアコンです。

環境省では、設定温度を26℃から28℃にした場合、消費電力は10%節電できるといわれています。
湿度が高い日などは、無理をして温度を上げると、熱中症の危険があります。そういう場合は、温度調節以外の方法
(以下のエアコンpoint2〜point5)もありますので、無理なく取組みましょう。


温度計や湿度計を部屋に設置すると目安になります。


エアコンのフィルターが詰まっていると、無駄にコンプレッサーが稼働してしまったり、風量が低下したりましす。

定期的にフィルターの目詰まりを掃除しましょう。簡単なのは、掃除機で埃を吸い取る方法です。下に紙を敷くと吸引力がUPします。
掃除機でとれない場合は、住居用の洗剤などを使ってスポンジなどでフィルターを傷つけないように軽く洗い、日陰で乾かしましょう。


忘れがちなエアコンの掃除。環境省のサイトから、エアコンの掃除日などを記入しておけるカレンダーなどがダウンロードできます。

エアコンの稼働中、室外機は外の空気を取り入れて冷媒を通じて熱交換し、室外機前面から高温の空気を放出します。室外機の全面をふさぐような形で、物が置いてあると、放出した高温の空気を再び吸い込んでしまうので、放熱を妨げることになります。

放熱を妨げない為に、エアコンの室外機対策でよく取り上げられているのは、

 1.室外機のまわりに物を置かない
 2.日よけなどで日差しを防ぐ。
 3.裏側の放熱用のフィンを掃除をする。

などが挙げられますが、3の場合は、フィンに付いたゴミを、傷つけないように、フィンと平行にブラシを動かして取り除きます。垂直に動かすとフィンが変形して潰れ、冷却出来なくなりますので注意しましょう。

同じ室内温度でも風があたると涼しく感じられるため、エアコンと扇風機を併用することで、設定温度を上げることができます。
今回は、エアコンと併用して、扇風機で気流を作り、風が直接身体にあたるようにしてみました。しばらくすると、ずいぶん体感温度が下がったように感じます。
又、冷たい空気は下部に、温かい空気は上部にたまりますが、扇風機を併用すると部屋の空気を撹拌するので、空気を部屋の隅々までいきわたらせる事ができます。
特に、天井の高い部屋や、長細い部屋は、エアコンの温度を下げるのではなく、扇風機を使って冷たい空気をいきわたらせましょう。



窓の断熱は、効果が非常に大きいです。遮断に使用されているものを挙げでみましょう。

1.ブラインド
2.カーテン
3.断熱シート
4.よしず
5.すだれ
6.緑のカーテン

今回は、窓の外側で日光を遮断するすだれを使用し、さらにカーテンを併用しました。

2つを組み合わせて使用するとより効果的です。生活スタイルにあったものを取り入れたいですね。



左の図では、再熱除湿の方が、冷房よりも、消費電力が多いとされています。最近のエアコンは、再熱除湿と、冷房除湿が選べるようになっています。詳細については、各メーカーにお問合せください。

STEP2 冷蔵庫

冷蔵庫の設定を「強」から「中」にかえ、扉を空ける時間をできるだけ減らす事で2%削減できるといわれています。 夏の冷蔵庫の温度調整は、無理して「弱」にしてしまうと、中の物が腐って食中毒の原因にもなりかねませんので気をつけてください。

扉を開ける時間が長くなる原因としては、
・どこに何か入っているかわからない時
・奥にあるのもをとりだす時
・きっしり詰まりすぎていて、取り出しにくい
などが挙げられます。
冷蔵庫はスッキリ(中の空気が循環しやすい)、冷凍庫はギッシリ(凍った食品同士がお互いを冷やし合う)が効率のいい使用法です。
右の写真のように、真ん中(ライトがある辺り)の列に空間を作り、両サイドに物を詰めると、奥の物まで見やすく、取り出しやすいです。



冷蔵庫は、設置する場所やスペースが限られているので、安易には動かせません。 しかし、放熱を妨げている部分をとりのぞける場合は、対策を施しましょう。

左の写真のように、側面などに空間があると、つい、物を置いてしまいますね。最近の冷蔵庫は側面や上部に放熱板を設置しているものが多い(説明書でご確認ください)ので、側面や上部に物が置いてあると、放熱が妨げられます。 その辺りに物を置かないようにしましょう。

又、冷蔵庫の上部にどうしても置きたい場合は、スノコなどを敷いて空間を作りましょう。


冷蔵庫に直射日光があたってしまったり、風通しの悪い場所、ガスレンジやオーブンのすぐそばへの設置は、放熱不良が発生し、「冷えが悪い」などの症状が発生したり、電気代が予想以上にかかってしまったりする事がありますので、ご注意ください。(出典:panasonic 冷蔵庫「設置場所を考える」
STEP3 テレビ

テレビの画面は最大限に明るくすると無駄に電力を消費してしまいます。
省エネ設定がある機種は、省エネ設定に。 そういう設定がないテレビは、画面(バックライト)の明るさを暗くすると、約2%の節電になります。

左のテレビでは、画面の明るさ調整は、メニューの映像調整で行います。
映像調整の画面の上部に「明るさセンター」というのがあり、これを「入」にしておくと 部屋の明るさを自動で検出し、それに応じて画面の明るさを自動調整してくれます。

明るさセンサーを「切」にして、手動で明るさを調整することもできます。
明るさを最大にした場合と、最小にした場合をワットアワーメーターで計測してみました。 最小にすると、消費電力が約半分になりました。

今回は明るさを中間ぐらいに設定しても、昼間でも問題なく視聴できることが確認できたので、 センサーのない場合は、明るさ調整で、必要以上に明るすぎないように設定しましょう。


見ない時は、テレビを消す、というのは基本ですが、ちょっと物足りないと感じたときは、ラジオで!

STEP4 照明機器

日中は出来るだけ照明を消し、外の明かりを取り込みましょう。 また、白熱電球を電球型蛍光灯やLED電球に換える 事で、消費電力を大幅にカットする事が出来ます。

白熱54W→蛍光灯12W
(約80% 削減)
白熱54W→LED8W
(約86% 削減)
(出典:省エネルギーセンター)


LEDは高価ですが、最近では、寒色系の光や暖色系の光を選べる調色、調光機能のあるシーリングライトなどもありますので、 明かりを楽しみながら、節電することができます。

STEP5 待機電力

主電源を切っていてもプラグをコンセントに差しているだけで消費してしまう電力の事で、一般家庭が使用する電力の約6%にもなると言われています。

左の写真のようなスイッチ付きコードを使って、小まめに待機電力をオフにしましょう。

ガス給湯器のリモコンや予約機能のある電化製品、余熱が必要な家電は、特に待機電力が大きいので注意しましょう。



古いAV機器や、新しい機器でもメーカーや機種によっては、待機電力が大きいものもあります。
左の写真に登場している、「ワットアワーメーター」などを使って、待機電力を調べてみるのもいいですね。

当センターでは、環境活動支援コーナー(通称:エコボックス)で無料で貸出していますので、是非ご活用ください。エコボックスの詳細はこちらから
STEP5 待機電力

アンペアダウンとは、家庭の契約電力のアンペア数を下げることです。通常、家族数、生活スタイルに合わせてアンペア数を契約しています。(沖縄電力、四国電力、中国電力、関西電力は料金形体が異なるため、アンペアの設定はありません)

契約アンペアは、左の写真のように、分電盤を見てもわかりますし、請求書(「電気ご使用量のお知らせ」)にも記載されています。

昔は店舗兼自宅だったが今は自宅のみといった生活スタイルの変化、子供が独立したなどで家族数が減っている場合は、過剰な契約になってしまっている可能性もあります。また、契約数を把握し、上限を決めることで節電、節約につながりますので現在の契約数を把握していない場合は、一度見直す事をおすすめします。

アンペアダウンの方法や詳細については、以下の東京電力のサイトをご利用ください。


アンペアダウン お役立ちサイト
東京電力Webサイト「わが家のアンペアチェック」http://www.tepco.co.jp/life/custom/ampere/index-j.html

東京電力Webサイト「ご契約アンペアの変更について」
http://www.tepco.co.jp/service/custom/idoufaq/keihen-j.html


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